解放戦線
解放された。
長年望んでいたことがやっと達成された、そんな気持ちになった。
というのも、たった2年だったけどストレスに感じていたことがあってそれに何度か抗おうとはしていたんだけど上手くいかなかった。
正攻法では上手くいかないと思ったのであの手この手で挑んだけど暖簾に手押しって感じだった。
しばらく苦しんだ。
なんとなく当事者にバレたくないっていう頭の悪い考えから含みを持たせた話し方をするけど、そもそも大した話ではない。
例えるなら毎晩イビキをかいてる人の隣で眠れない、そういった類の悩みである。
しかしですよ、眠る事に重きを置いてる人間にとってはかなりの問題ですよ。
寝ても起きててもどっちでも良いって人には大した問題じゃないんだろう。
俺が悩んだのは大した問題じゃないって思われてるところだったと思う。
なので我慢して違う目線から話を持っていったけど暖簾に腕押しだった。
やんわり受け入れてくれてるようで話を先延ばしにされてるだけだった。
とうとう限界が来た。
どうやら自分という人間は限界が来ると正直になるらしい。
正直に嫌だから改善して欲しいって伝えたらすんなりだった。
ワガママでなければ自分の気持ちって適度に伝えたほうがいいのかもしれないと思った。
とにかく解放的な気持ち。